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1107オハヨーッ またね!

「オハヨーッ またね!」

野田照彦:作  清水恵里子:画
A5判 240ページ 上製 定価:1,600円+税
ISBN 978-4-86261-112-3
発行:2015年04月
対象:小学校高学年~

★ご注文について

オハヨーッ またね!

内容

実際に校長を務めた経験をもつ著者が、すべての子どもたち、そしてかつては子どもだった大人たちにおくる物語。

あたりまえのように過ごすけれど、のちにかけがえのない日々の舞台となる「学校」。
教師と生徒が教室で心の交流を重ねていく姿を描く。

教室は、今日も元気いっぱい!
新学期、うっかり教室を間違えてしまった教師。
オリンピック出場を目指し体操に打ち込むトモミ。
隣のクラスから一日だけ引っ越してきたハジメ。
先生も生徒もドキドキ、わくわく、ときには反省や涙もあり。
人一倍元気な教師・小田と個性豊かな子どもたちがくりひろげる、まるで冒険のような毎日。

目次

●一学期
教師 小田/教室まちがい/桜ふぶき/あそび/移動教室/牛乳瓶とアゲハチョウ/反対語のテスト/公園とラケットベース/ぜんそく
●二学期
ジョアンという名の社長/居眠りするトモミ/ひっこししてきたハジメ
●三学期
卒業にむけて/謝恩会

児童文学作家・岩崎京子氏推薦!

 子どもたちは学園ものが大好きです。お話しに出てくる事件が、自分たちのクラスにもおこっていたり、「あ、この人、クラスのなんとかさんに似てる」など、親しみが持てるからでしょうね。
 このお話しの小田先生もすてき。「オハヨーッ・またね」もユニークだし、遠山の金さんのさくらふぶきや、お代官さまが出てくるので、私は読んでいて、思わずふふふ。でもおかげで、ぐっと物語に入りこめました。
 先生はクラスのみんなをちゃんと見ているし、子どもたちにもそれがわかっているのです。
 まだ学校のない頃、寺子屋とか塾が、学校の代りでした。その頃、子どもたちと先生、こんな結びつきがあったのではないでしょうか。これって、教育の原点では?
 子どもたちばかりでなく、教職志願の若い方々にも、是非読んでいただきたいと思います。

著者プロフィール

■作:野田照彦(のだてるひこ)
埼玉大学卒業。都内公立小学校4校の校長を歴任。
教育委員会嘱託。世田谷区公立小学校長会会長。
元全国小学校学校行事研究会会長。
日本特別活動学会会員。大学非常勤講師。
岩崎京子氏に師事。

■画:清水恵里子(しみずえりこ)
東京都出身。神奈川県在住。
東京学芸大学美術科卒業。中等教育教員養成課程(B類)、油絵専攻。
都内公立小学校に図工専科として勤務。

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