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1203中国のピノッキオ

中国のピノッキオ

吉志海生:文 サカイ・ノビー:絵
定価:本体1,800円+税
A5変型判 268頁 上製 ISBN978-4-86261-016-4
発行:2008年3月
対象:中学生~

★ご注文について

中国のピノッキオ

内容

人間のこどもになった「ピノッキオ」の書き下ろし第2弾。
人間形成の旅に出たピノッキオは、自分自身のルーツを探すために中国を訪ねる。
中国文化の歴史、自然、人がピノッキオを通して語られ、物語が展開される。

中国に来たのは仙女様のお母さんと自分の母、二人の墓を探すため。ウェイとミン、二人の若い女性と知り合ったピノキオは、さまざまなエピソードを味わうことになる。

目次

序章 リスボンからキンサイへ
第1章 寧波の酒場通り
第2章 酒場の客たち
第3章 ウェイ、酒場をやめる
第4章 八百屋店主のふしぎな話
第5章 八百屋店主のふしぎな話(承前)
第6章 澄華という道士
第7章 蘇少年と出会う
第8章 南京の町と村
第9章 ミンさんの料理
第10章 蘇流源の語る戦争
第11章 悲鵬の絵
第12章 宜興の村で
第13章 杭州で
第14章 会稽山の老婆
第15章 思いがけない出会いと別れ
第16章 陶磁器に魅せられて
第17章 四峰山で
第18章 別れ


解説より

作品の書き出しは、仙女様の母親が葬られている墓所と自分自身のルーツを探すために、ピノッキオがリスボンの港から中国の杭州に向けて出発するところから始まる。前著によれば、ピノッキオの母親は、仙女様の母親と同様に中国人であり、彼は自分の母親の生まれ故郷中国に対する強い憧れと深い親近感を抱いていた。この荒唐無稽とも思われる前作の約束事から、今回のピノッキオの冒険物語は展開される。

(前之園幸一郎氏・解説 『中国のピノッキオ』に寄せて より)

著者プロフィール

■文:吉志海生(キッシ カイセイ)

ピノッキオ研究家。

■絵:サカイ・ノビー

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