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1109六時の鐘が鳴ったとき

六時の鐘が鳴ったとき
少女たちの戦争体験

井上夕香:作 エヴァーソン朋子:絵
四六判 232ページ 並製 定価:1,200円+税
ISBN978-4-86261-126-0
発行:2016年09月
対象:小学校中学年~

★ご注文について

六時の鐘が鳴ったとき

内容

★『朝日小学生新聞』1990年度連載作品を書籍化

現代の小学生ゆうこが、戦争直後の時代にタイムスリップ!
「戦争」を知らない少女が、戦争に向き合い、自分の幸せについて考える物語。

四年前に母さんと死にわかれてから、「自分はめぐまれていない」と思ってきたゆうこ。ある日、木から落ちて目を覚ますと、よく知っているはずの町はゆうこのまったく知らない世界になっていた!?
そこで出会った小さな孤児チョロや戦争で体を悪くしたオイチャンに助けられながら、食べ物も寝る場所もままならない生活をはじめることに。
毎日必死に生きるうちに、ゆうこは自分には関係がないことと思っていた「戦争」のおそろしさをどんどん身近に感じるようになり……。

目次

ぜいたくはすてきだ/セピア色の犬/神楽殿の子/おかしい/たまごひときれ/ザリガニとり/ないないづくしの村/いじめっこ/悲しい日々/カシワのスープ/つかまって/事件/ゆらめく炎/さよならシロ/幸せな波 

著者プロフィール

■作:井上夕香(イノウエ ユウカ)

童話作家。毎日新聞児童小説新人賞、小川未明文学賞優秀賞。読書感想画中央コンクール、読書感想文コンクール等で受賞。『実験犬シロのねがい』『みーんなそろって学校へ行きたい!』『わたし、獣医になります!』『しあわせな動物園』『ムナのふしぎ時間』他著作多数。

■絵:エヴァーソン朋子(エヴァーソン トモコ)

イラストレーター。書籍、雑誌、広告等の仕事を手がける。主な装画作品に『ムナのふしぎ時間』『ハッピーノート』『日本の伝統色を愉しむ』『日本の大和言葉を美しく話す』『日本の知恵ぐすりを暮らしに』等がある。

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