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1111八百屋のすずねえちゃん

八百屋のすずねえちゃん

佐藤ふさゑ:作 佐藤道明:絵
A5判上製 152ページ 定価:1,600円+税
ISBN978-4-86261-132-1
発行:2017年08月
対象:小学校高学年~

★ご注文について

八百屋のすずねえちゃん

内容

明治、大正、昭和、平成をたくましく生き抜いた、ひとりの女性の物語

埼玉県の山奥で生まれ育った美少女・すず。幼くして両親と別れ、逃げるように故郷を飛び出した彼女は、新天地・東京で「八百屋」という天職に出会う。
数々のつらい思いや、関東大震災、太平洋戦争などの困難を経験したすずをいつも守り、育ててくれたのは、人の温もりだった……。

「つらいことは天にまかせてさ、すずちゃんらしい生き方、してけばいいよ。
やさしい心で生きていけば、いつか、幸せになれるよ」

数々の困難を乗り越えながら明るく前向きに生きるすずや、すずを支える人、すずに支えられる人の姿を通じ、生きること、人と人とのつながりの大切さについて、あらためて見つめ直したくなる物語です。

目次

1 千代(すず)の生い立ち/2 峠で/3 知らない町へ/4 やっちゃ場のもんじい/5 千代、すずになる/6 ねえちゃん八百屋/7 宗助の消息/8 太平洋戦争のあとで/9 洋太とみちこ/10 新道坂の少年/11 八百すず/12 さよなら、もんじい/あとがき

著者プロフィール

■作:佐藤ふさゑ(さとう ふさえ)

静岡県出身・東京都在住。
第11期日本児童文学学校修了。
創作を故関英雄氏・故菊地ただし氏、岩崎京子氏に師事。
児童文学「トテ馬車」「さん」の会同人。
著書に「マキおばあちゃん、五年生だったころ」「ケーキをどうぞ」(てらいんく)がある。「月夜のアオウミガメ」「四万円のノラネコ」「だいすき富士山」など、アンソロジー作品、エッセイ・詩、ほか多数。

■絵:佐藤道明(さとう みちあき)

東京生まれ。
画家、イラストレーター、ほか、多分野にて活躍中。

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