2109“きんすいたん”は、いりません
「“きんすいたん”は、いりません」
内容
森でブルーベリーのおせわをする、あらいぐまのみどりこさん。
春がやってきて、せっせと森のおそうじをしています。
そこに現れたのはきんぴかの服を着た男。
何でもぶぃーんと吸いこむ、“きんすいたん”を売ってくれました。
あっという間に森がきれいになって、みどりこさんは大喜び。
でも、知らない間に森のみつばちやみみず達まで吸いこんでしまったので、さあ大変!
みつばちやみみず達は、“きんすいたん”から出てこられるのでしょうか?
みどりこさんは、森の大切な仲間を思い出してくれるのでしょうか?
ブルーベリーのために奮闘するみどりこさんが巻き起こす騒動と、その仲間たちの姿をユーモラスに描いた物語です。
★カラ―絵本(すべてルビ付き)
著者プロフィール
文・くさか しんり
1965年生まれ。横浜市在住。
物語の書き手として、現在精進中。
本書が初めての著作となる。
絵・唐沢 静(からさわ しずか)
童画家。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。
音楽をイメージした身近な自然や生物、人物の絵画を描く。
詩集 「新しい空がある」「ことばのくさり」「へこたれんよ」(銀の鈴社)
「ゆうだちピアノ」(てらいんく)の表紙画とさし絵
絵本 「真間の手児奈」(すがの会)などがある。