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3406森のおしゃべり

絵詩集 森のおしゃべり  命あふれる屋久島の心

たに けいこ:詩・絵
B5変型判 48ページ 上製 定価:本体1,400円+税
ISBN978-4-86261-125-3 C8092
発行:2016年9月

★ご注文について

森のおしゃべり

内容

自然豊かな屋久島で出会った木々、草花、虫や動物たち、聞こえてきた森のおしゃべりに、あたたかな眼差しを向けて紡がれた詩20編からなる絵詩集。
色とりどりの絵の具がやさしくメルヘンなタッチで混ざり合う絵は、夢と現実が混ざり合うかのような魅力にあふれ、生き物と自然が支え合って生きる屋久島の神秘的な「命」と「心」を、詩とともにあますところなく伝えている。

◎鹿児島市「児童書出版助成」第1回(平成27年度募集)対象作品
◎オールカラー
◎対象:幼年〜(総ルビ)

* * * * *
風に耳を あててごらん
ほら 七千年が
とことこ あるいてくるよ

森を 大きくすってごらん
ほら 大むかしの
においに つつまれるよ
(「縄文杉よ」より)
* * * * *

目次

いのちの おいえ / 木かげのひみつ / あざみの花 / しゃくなげのウエディングドレス / ありの星空 / ミミズの日記 / モグラのつぶやき / 小鳥の お手紙 / トロッコにのったバッタ / 葉っぱの国 / ヒメシャラの木 / つぶらな瞳 / 木の実が おっこちた / おサルの親子 / どうぞ切り株の上へ / 雨が ないている / カエルの歌 / コケたろう / 縄文杉よ / 森のゆめ
あとがき

前書き

屋久島の森の中を、歩いていく。はじめて出会う、草花や虫たちのささやき、木々の間から、川のせせらぎや、鳥たちの声が語りかけてくる。私の心のかたすみのオルゴールがまわりはじめ、あふれる森のいのちの、おしゃべりが聞こえてくる。
(たにけいこ・前書きより)

著者プロフィール

■たにけいこ(タニ ケイコ)

1943年生まれ。詩、童話、絵本作家。
鹿児島市在住。
日本児童文学者協会会員、アジア児童文学日本センター会員、JBBY賛助会員。
子どものための環境絵本作りやアジアの作家たちとの絵本交流に取り組んでいる。あいち環境絵本入賞、おおしま国際手づくり絵本コンクール入選。
「たにけいこメルヘンの世界展」20回開催。

著書
「リンゴの日」詩集(檸檬社)、「はるかなる屋久杉」童話(パロル社)、「不思議な杉の話」絵本(長崎出版社)、「サーくんと紙さんと11匹の旅」絵本(風塵社)、「モンゴルの木」「インドの木」絵本(長崎出版社)、「鳥になった大クスの木」(日韓共同出版)、その他。

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